カシノリ!にカシノミ!(8/5)
2006-08-05


禺画像]
今日は、第3回の「〜乗って残そう故郷の鐡路〜第3回みんなでカシノリ」に参加。
 バスが休日ダイヤのため、集合時間にちょうど良いバスが無く、早めに石岡入り。
 上りホームから見える鹿島鉄道の車庫の奥側の車庫の前には撮影会用の車両がすでに引き出されていた。
 石岡は対向するホームの両本線間に中線があり、引きが取り易いので受付が始まるまで、鹿島鉄道そっちのけで415系スポッティング、それとここの跨線橋は古レール製なので列車の無い間は古レールチェックにいそしむ。

 今日は機関区のツアーがあるということで、歴史ある機関庫の内部を撮れる願っても無い機会なので、鉄道写真ではタブーに近い(苦笑)外付けストロボ(GN38)と超広角ズーム(10−20/F4−5.6)という外道な道具を持参。
 添付写真の左隅のレンガ積みは鍛冶場の跡、天井には昔使われていたモーターの動力を各種工作機械に伝達していたプーリーとベルトが残っていた。同じようにベルトとプーリーが張り巡らされた精米店の薄暗い工場を遊び場に育った自分にはなんとなく懐かしい佇まい。
 旋盤・ボール盤・グラインダーなど必要な機械はほぼ揃っていた、なんでもここで出来ない事は車輪の転削ぐらいだとか(車輪旋盤は巨大な機械である上に維持も難しく、車両数に対しての使用頻度はそれほど多くないものなので、大半の中小私鉄は車輪転削を外注している)。
 中に立ち入れない中の真っ暗な奥の車庫の中の様子も入り口からストロボをフル発光させて撮影成功(苦笑)。

 カシノリの臨時列車はキハ714とキハ601の2両編成。とりあえずなかなか乗る機会の無いキハ714の方に乗り込み鉾田へ。
 鉾田では、駅前に出てさぁどうしたものかと周りを見回したところ、「宝来多(ほこた)座」の成人映画の自主規制看板(笑)を発見。胸とか腰とか太ももとかは全て蛍光グリーンで塗りつぶされて、成人映画のポスターなのにちっともエロく無い所がすごくエロい(笑)。夏休みなので普段なら子供向けのアニメをかけているはずの時期だが、今年は違うらしい。
 と、いうことで久しぶりに宝来多座のある鉾田川の川岸まで街歩きをしてみることにする。宝来多座に成人映画がかかっている風景は今まで撮ったことが無かったので悪趣味にも1枚パチリ。
 川沿いに遡って鉾神社へ、ここも極彩色の手洗い場とか、「さざれ石」の展示とかいろいろと変わったものがあり興味深い。そのごぶらぶらと鉾田駅に戻るが、まだ折り返しまで時間はたっぷり。

 その後どう時間を潰そうかと考えていたのだが、軌道自転車の体験乗車を撮影している間に一眼のCCDにゴミが付いたのに気づく、近くに化粧品屋さんがあったので、店に入り麺棒と無水アルコールを置いていないかと聞いてみたら、「鹿島鉄道でいらしたんでしょ?差し上げますよ」とメイク落とし用のアルコール漬けのクロスを200枚入りの箱で只でいただいてしまった。その上「暑いでしょう」と冷たいお水まで、恐縮至極、下げられるだけの頭を下げてお礼を言ってお店を辞する。思いがけず地元の方の鹿島鉄道への愛着を肌で感じる事になった。
 おかげさまで鉾田駅のベンチでCCDのゴミ取りは無事に済ませる事ができた。

 その後名物「たいやき」を配布された引き換え券で1個いただいて食し、そのうちに帰りの臨時列車がホームに据付けられたので、今度はキハ601へ乗り込む。やはり乗れる機会の多いキハ600型よりもキハ714に乗りたいのが人情なのか、若干車内は空いている感じ。
 お土産のお菓子「走れ鹿島鉄道」と記念ポストカードの配布も済んで、列車は一路石岡へ。途中、「カシノミ」に使われるイベント対応車のキハ602とすれ違う、今日はKR−505が石岡の車庫で休んでおり、キハ601は臨時に使われているので、冷房車でワンマン対応のキハ602は大車輪の活躍をしているようだ。
 

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[鹿島鉄道]

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