航空観閲式事前公開(10/12)
2008-10-12


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航空自衛隊百里基地で行われる航空観閲式(10/19)の予行演習として一週間前に実施される『航空観閲式事前公開(10/12)』の招待券2枚と、駐車券1枚を確保できたので、知人を誘って出かけることにした。
 参号機に撮影機材を入れたDパックだけを載せ、友人との合流場所の石岡駅へ。

 今日はいつもの初号機はお留守番である。何故かといえば、初号機には、鉾田駅での作業に使う、鎌やら、鉈やら、エンジン除草機とその燃料に替刃、エンジン発電機の燃料補給用ガソリンタンク、ノコギリにカッター、錐に電動ドリル、電動ジグソー、充電式インパクトドライバドリル、バールに金槌、人を撲殺できそうな大型三脚などなど危険物が満載で、とてもではないが、そのままでは基地のゲートの中には入れてもらえそうにないからである。(要するにそれらの機材を全部初号機から降ろすのが面倒だったのだ)

 石岡では6号と355号の合流する山王台の交差点の渋滞を嫌って、改札のある西口側へアクセス。時間制限のある駅前の送迎車駐車場に車を止める。
 駅前には、制服を着た案内担当の自衛官が石岡駅から百里基地までの連絡バスの乗り場への案内看板を準備して、招待客を誘導中。
 普通列車で来る友人を待つ間に、下りのスーパーひたちが石岡に臨時停車し、招待者と思われる大量の下車客を吐き出す。今回の航空観閲式にはJR東日本も一定の協力をしているようだ。

 友人を拾い、混雑の見込まれる国道355号線常陸小川経由のコースを避けて、山王台交差点よりも大分北側から国道6号に出、しばらく北上し、途中から右折して基地の北側へ繋がる道に入る。途中、要所要所の交差点には、委託の警備員がプラカードを持って道路脇に立っており、駐車券を掲出した車両を誘導している。入場口の第一北門へは、ほぼ直行の形で抜けられる細い路地があったのだが、誘導員が他のコースを指示していた事と、想定より大分車が少ないこと、そしてその後の第一北門へのアクセス経路は全て左折になることから、大人しく誘導に従うことにした。

 第一北門では、アクセス道路の県道までははみださないものの、それなりの車の列。ゲート入口での検問は3台単位で行われていた。
 後部ドアの開放や下車、ボンネットの開閉等は覚悟していたのだが、『助手席の窓を開けてください』と言われ、ウインドを開放すると、そこから車内に数cm〜10cm程度、車内に謎の機械が挿入され、10秒ほどで、『OKです』とこと。友人が咄嗟に『これは何ですか?』と話しかけたが、担当の自衛官からの説明は無かった。結果として『なんで大丈夫と判断されたのか』は全く謎のままである。

 誘導に従い、車を駐車場に止める。歩き出すと、基地と駐車場を結ぶシャトルバスの乗り場の手前に、多数のテントが張られ、今度は対個人のセキュリティチェックが行われていた。チェックのレベルとしては空港並みといったところ、携帯電話・財布等はトレイに出し、手荷物はX線の検査コンベアの中へ、人間本人は金属検知器のゲートを通る。が、ブザー鳴動。成田・シャルルドゴールに続いて3回目の失敗、安全靴を脱ぐのを忘れていました(苦笑)、靴のみX線に回してもらい、靴無しでゲートを再度通過したところ全く問題なし。
 
 シャトルバスは関東鉄道の通勤型のバスが低床車を含め大量投入されており、受付ゲートまでは基地の中を施設を見ながら進む。ゲートガードのF−104Jは、やはりこれぞジェット機という美しい形状で、塗装の状態も良く目を引く。奥にはT−33,F86F,F86Dといった日本の空を代々守り続けてきた機体が並んでいる。機会があればじっくり見て写真を撮りたいものではあるが、基地祭では周囲に人が居るしで、クリアに撮るにはかなり難物といえば難物ではある。


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