2010-11-03
9月後半にNikonの新デジタル一眼レフ『D7000』が発表された。
現在、家の一眼デジカメのラインナップは下記になっている
現用機
(1)ENikon D3(メイン)
(2)DFujifilm Finepix S5pro(サブ)
(3)FNikon D5000(常時携帯用)
(4)ANikon D70(休眠中)
その他
(5)CNikon D200(丁稚奉公中)
(6)BFujifilm Finepix S3pro(丁稚奉公中)
滅却したものとして
(7)@Fujifilm Finepix S1pro(滅却)
昨年5月末に購入したD5000は、S5pro又はD200の常時携帯が苦痛で、一度コンデジを導入してみたが、結局機能面での要求に応えられるものでは無く、持ち歩き用のD200と同程度の画素数のコンパクトな一眼が欲しかったという基本的なニーズと、動画機能がどの程度のものか、バリアングルはどの程度有用か辺りの興味もあり手を出したものだ。
一年半ちゃんと仕事をこなしてくれていたのだが、14bitのRAWが吐けないとか、動画がフルHDでないとか、コマンドダイヤルが一つなので、D3・D200・S5Proから持ち替えた時に一瞬前側のダイヤルが無くてびっくりするとか、モータ内臓でないレンズはAEも働かずMFでしか使えないとか、ファインダーがイマイチとかそれなりに制約も大きかった。
しかし、普段持ち歩けていたからこそ撮れた画像も多かった事も事実。
いつぞやの南部・津軽訪問では十二分の働きを見せたし、鉾田の気動車の移設などではハイビジョン動画撮影機能が大活躍をした。
バリアングルのモニタも普段できないアングルでの撮影を可能にしてくれた。
しかし、 この9月15日のD7000の発表で、くらくらくらっとなってしまった。
初めは画素数と常用ISO感度の値の増強が興味を引いたが、カタログ等で他のスペック詳細が明らかになってくるに従って、『Nikonの本気度』が伝わってきはじめていた。
普段使用するベーシックな機能はI/Fの差は別にしてD3と余り変わらないよう。
AF点数がD3比2割強減とはいえ、これは充分な数で、D200・D5000の11点と比べたら4倍近い。AFに関してはAFモジュールの刷新も含めてかなり期待してよさそう。
解像度は現時点での印刷サイズは最大がA3ノビなので1200万画素でもそこそこ行けるので約30%増の1600万画素がどの程度効くのかは微妙。フルサイズの撮像素子が更に高画素化するのならば、価格のこなれてきたA2プリンタの購入も考慮に入れる必要があるかなとも思うが、現時点でも写真単品でのA3以上のサイズの出力を行う回数はA4に比べて格段に低いので、常用域での有意差つながらなさそうではあるのだが。
防塵・防滴は常時携帯カメラとしては待ちに待ったヘビーデューティな仕様。
F千台では期待できないかと思われていた、Aiニッコールレンズの絞り環連動による絞り優先AEでのマニュアルレンズの使用可能。
とりあえず『買い』モードに入ってしまったのは未だ下馬評も出揃わない9月中。
それでも購入は、値段がこなれて来るであろう、年末年始まで待つつもりでいた。
10月。写真誌にインプレが載る。またぐらっと来るが、予約は思いとどまる。この時点で行きつけのカメラ屋の店長さんに軽くジャブを入れ始め、以後ジャブの応酬が始まる(笑)。
購入タイミングから考えて一括払いでの引き落としが冬賞与後になることを確認し、さらにぐらっと来る。
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